病院

母の付き添いで脳外科に行った。

診察室の外の廊下で元気なおばちゃんが大声で喋りまくってた。

どうやら付き添いで来ていたらしい。

そこに車椅子のおばーちゃんが通りかかった。

私達はその後ろでおばーちゃんが通過できるのを待っていた。

おばーちゃんはそのうるさいおばちゃんの荷物が邪魔で通れないらしい。

それなのに「ちょっと！アンタの車椅子が邪魔で後ろが詰まってるんだよ！

…ったく（－－）ド真ン中に止まっちゃって迷惑なんだよっ！」と怒鳴った。

どっか～～～～～ん！

私の湯が沸く前に、母の湯が沸点に達したようだ。（ＤＮＡなのねぇ）

「車椅子が邪魔なんじゃなくて、その荷物が邪魔で通れないのっ！

これだけ具合悪い人達が座れなくて立ってるのに（－－メ　荷物どかして

あっちの広い所に立ってなさいよっ！」

・・・お陰で「頭痛いメマイがする気持ち悪い」と言って病院に行った母が

すこぶる元気になりました。血のめぐりが良くなったようだ。

 

帰りが一緒になった車椅子のおばーちゃんと「都こんぶ」を食べながら

美空ひばりの話をしつつ帰ってきました。